低調に終わった都議選。

昨日(6月23日)都議選が終わりました。私たち神楽坂合気道クラブの稽古場所と時間を変更して山吹高校を空けて協力したのですが、投票率はなんと過去2番目に低い43.5%でした。

テレビや新聞にしてもいつもより盛り上がりに欠けて、一般の多くの人は都議選に意識が向かなたったように思えます。と言うのはテレビや新聞での報道は、ブラジルでやっているサッカーの試合結果や、富士山の世界遺産登録の話題の方が多かったのでそちらの方に一般の方の意識が行っていたように思えます。(もっとも、その話題の方が興味ありますものね。。。(^_^))

また、土日はそれなりに天気がいい予報でしたので、富士山の入山料を取られる前に行っておこうなどと思った人も多かったのかも・・・

結果は組織票を持つ自民党、公明党、共産党が議席を多く確保し、組織を持たないその他の野党は惨敗でした。投票率が低いということは浮動票が入らないということですので、戦いにはなりませんよね。(ーー;)

自民党は約163万票獲得しましたが、投票率43.5%を換算すると有権者のうち15.4%の人が自民党を支持したということになります。わずか15.4%の人が支持しただけで圧勝という結果になり、多くの人が勘違いをしてしまうことが恐ろしいです。

即ち、この結果で安倍さん以下自民党は「国民が強く私たちを支持してくれた結果です!」などと言って胸を張り、使用済み燃料の処理方法も確立できてない原発を再開して、憲法96条を国民不在の形に改悪し、憲法9条の自衛隊を国防軍という軍隊にし、公益及び公の秩序を政府の権力者により国民の基本的人権が保証されない形に憲法を変えてしまい、消費税をあげ、税金の無駄使いをし続けるようなことになっていくのではないかと心配しています。

復興を基軸にして、経済を立て直せばいいのにどうして本腰を入れないのでしょう!

復興のための道路や橋の建設、ビルや住宅の建設、東北に特区を設け新規事業の設立と雇用の創設などなど打つ手はいっぱい有り、復興支援基金をどんどん使ってお金と人が回るようにすれば日本中の景気が良くなり、財政も立て直せるというものです。

しかし、今の自民党、安倍内閣にはその気がないらしい!!

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