過去3番目に最低の投票率、参議院選2013.07.21
昨日（７月２１日）行われた参議院選挙は、予想していた通り盛り上がらず、過去３番目の低い投票率でした。
私たち神楽坂合気道クラブは、いつも使わせていただいている山吹高校の柔道場は選挙のため使えず、急遽他の柔道場を探し時間も場所も変えて稽古をいたしました。
５２％余りの投票率で、国民の約半分は投票に行かなかったということになりました。結果、アベノミックスという言葉に踊らされた国民と組織票が投票した自民党が都議選に続いて圧勝という結果になりました。
頼りない野党がたくさんできて力が分散して、魅力もなく誰に投票したらよいかもわからない状況では投票に行きたくなくなるのも理解できますが、少しでも自分の考えに近い党を支援するということでも投票に行く価値はあると思うのですが、残念です！
この選挙はこれからの日本を左右する非常に大事な選挙だと思っています。
原子力発電は福島原発の事故処理も出来ていない現状で、また使用済み燃料などの処理方法も決まっていない状況で再稼働し、原発を海外に輸出し地球上にたくさんの不安をばらまいてしまうでしょう。
憲法の改訂も96条の改訂により憲法を権力の持った政治家たちが変えたいように変える状況になり、自衛隊が国防軍になり徴兵制度も復活するかもしれない日本になり、言論の自由も奪われる日本になる可能性が高くなりました。
そのほか財政赤字の問題、TPPの問題、社会保障の問題、100年安心と言われている年金の問題、消費税の問題、尖閣諸島や竹島、北方領土の領土問題など問題山積の日本をどのように導いてくれるのか、とても心配ですが今はその動向を合気道の稽古をしながら、しっかり見守るしかないと思っています。
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